漫画 【アルスラーン戦記】第12巻【原作:田中芳樹 漫画:荒川弘】
もうすぐアルスラーン戦記13巻が発売されますね。
その前にいま一度読み直してみた。
荒川さんの漫画は描写が細かい。
動物、背景、城壁、小物、民族による顔の違い
書き分けが凄く上手いので、見てすぐわかる。
必要以上、過分な説明が無いのでサクサク読めるし読みやすい。
じゃあ全部のコマが細かいか?
というとそういう訳でもなく
意図的な抜きのコマの背景は白い。
全部のコマを全力投入で丁寧にしてしまうと
メリハリが無くなってしまう。
その匙加減が上手い。実に読みやすいと感服します。
ストーリー自体は田中芳樹さんの軍記物
面白くないわけがないです(笑)
世界の覇権争いは現代でも行われています。
身近であり、遠い昔のお話し
個々の力関係、宗教、民族の歴史物は
現代苦悩されている方の心中は私には解りえませんが
歴史物は壮大な運命、悲哀、歓喜、栄枯を読めて楽しいです。
13巻が楽しみでなりません(*´ω`*)